ビジョン

NIIJIMAGAKUEN GRAND DESIGN 2027:木を育てる。

「新島襄ムーブメント」 in 上州安中について

明治6大教育者として、会衆派伝道団体アメリカンボードの準宣教師として、また京都に同志社大学を設立したことで知られる新島襄ですが、日本における伝道活動は、1874年(明治7年)11月28日に上州安中に帰郷し、福音の種が蒔かれたことから本格的に始まっています。
新島襄がアメリカの地で影響を受けたキリスト教会衆派の教えの通りに、安中の地でも導かれた者たちが「安中教会」を設立し、その中からキリスト教主義の学校「新島学園」が設立されます。
「新島襄ムーブメント」とは、新島襄によって上州安中の地にもたらされたキリスト教の教えが、人から人へ、世代を超えつつ、様々なかたちに変えながら継承されている「影響力の豊かさ」を指しています。新島学園はこのムーブメントの中から誕生し、建学の精神を継承していく大切な担い手として現在用いられています。
“理想の教育を実現するためには200年を要する”と語った新島襄の影響を受けたこの地が、始まりから数えて200年後に獲得する姿とはどのようなものなのか、大きな時間軸を心に留めながら歩む必要があります。

理事長メッセージ

木を育てる

新島学園は今、10年後の目標「伝統校・新島学園作り」に向かって、新たな歩みを始めました。
創立70周年のテーマ「種を蒔く」から、10年後の「木を育てる」へと向かって発進します。

木を育てる

新島学園は今、10年後の目標「伝統校・新島学園作り」に向かって、新たな歩みを始めました。創立70周年のテーマ「種を蒔く」から、10年後の「木を育てる」へと向かって発進します。

2017「種を蒔く」
2027「木を育てる」
2037「林を育てる」
2047「森を育てる」

「新島襄ムーブメント」のど真ん中

新島学園は、建学の精神である新島襄が福音の種を当地に蒔かれてから140余年経つ「新島襄ムーブメント」のど真ん中を歩む存在です。
新島学園が生まれる以前から創立に向けて情熱を傾けた先人たちの想い。
そして、理想の学び舎として誕生し、祈りを通して集められた教師たちと生徒たちの交わりの中で独特の伝統が生まれ、いまも世代を超えて脈々と息づいています。
新島学園が他の学校と決定的に異なる点。それは、これまで歩んできた年月と同じくらいの時間をかけて設立されたことにあります。
新島襄によって種が蒔かれた1874年から新島学園が1947年に設立されるまでの73年間が、第一ステージ。
第二ステージは、設立から70周年を迎えていた2017年まで。
そして、三つ目の新たなステージを新島学園は現在歩み出しております。
新島襄の精神を140余年間にわたって育んできた上州安中に位置する新島学園は、地上に芽を出し、始まりを憶える節目の時に繰り返し蒔いた種たちをこれからも次世代に向けて「木」へと育てていかなければなりません。

「種を蒔く」から「木を育てる」へ

「良木より銘木を」

2017年の創立70周年時点は、過去からの時間軸を踏まえた上で新たに「種を蒔く」時として捉え、今後に向けてその芽が成長し木に育てていくステージと考えています。
そのため今後10年という時間軸を刻んでいく中で2027年までの本学園のグランドデザインを「木を育てる」としました。
そして我々がイメージする「木」とは、真っ直ぐ育ち加工しやすい「良木」ではなく、様々な気候変動に耐えつつも枝葉を伸ばし、大地にしっかり根付いた活きた節の多い「銘木」としています。
今後新島学園は「人生の根底に触れる学び舎作り」を基本概念に、「伝統校・新島学園作り」を目標に設定している中で、「銘木」たる活きた節のある「木」をどれだけ多く育てることが出来るかが問われています。
ここで大切にしたいことは、新島学園最大の資産である新島襄を軸に据え、本学の建学の精神を守り、その上で新しいチャレンジをしていくことです。
新島学園創立時に安中教会第5代牧師である柏木義円先生は「新島先生の名を使うからには、その学校を維持するためばかりに心を割いたり、国や一般人気に気を遣いすぎたり、生徒の数が減るのを恐れていることばかりに気をとられているのだったら、そんな学校は閉めてしまえ」と言われました。
この根っこの部分をしっかりと理解した上で、新しい取り組みを重ねていくこと。
そこに、「深み」が生まれるはずです。この「深み」が私たちの「誇り」であり、新たな伝統となります。

目指す伝統校の姿とは?

これまで理事長ビジョンとして「本物の新島学園作り」を掲げ、その心構えとして本物・本質を捉えた姿勢を大切にしてきました。そして使命として「伝統を守る」ことと「伝統を活かす」二つの側面からビジョンの進化と深化を目指して参りました。
この中から導きだされたのが前回の第4次中期経営計画の中で掲げた「伝統校・新島学園作り」に繋がっています。
今後の目標設定においてもこの二つの使命を通してバランスに配慮し、更に伝統を深め我々独自の誇りに変えていきたいと思います。
これまでの流れと今後想定される激しい外部環境の変化を踏まえ、今回の第5次中期経営計画において目指す伝統校の在り方として、「良心教育とEdTechの融合」を掲げさせていただきます。
良心教育を「伝統を守る」として、EdTech(教育工学)を「伝統を活かす」ツールとして我々の伝統である良心教育をテクノロジーで繋げ、学びの自立化・個別最適化を実現するアダプティブラーニングを実践・推進する次世代型教育環境の体制づくりを目指します。この取り組みを、全国区を対象とした「みんなの新島学園:モノ(コア・プラットフォーム)作り」としてしっかり具現化し、来る10年後のステージである2037年に向けた構想に繋げてまいりたいと思います。
今後人生100年時代に向けた経済社会システムの構築が進み、人の生き方・歩み方もこれまでの画一的で固定化されたものではなく、一人ひとりの力が問われるようになってきます。高校卒業後、大学に進学し、その後就職し定年まで同じ会社で勤める時代も変わってきます。
これからは学びながらキャリアチェンジをしつつ自ら成長・対応していく時代に入っていきます。教育機関に求める内容も必然的に今後大きく変わってくるでしょう。
人生の根底に触れる学び舎・一生ものの学び舎を目指す新島学園は次代からの使命に応えてまいります。
そして神の祝福の元、人が豊かで自由で愛にあふれた人生を過ごすことが赦される良心教育の実現を目指して参ります。

おわりに

第5代理事長ビジョン:No Place like Niijimaの概念として「人生の根底に触れる学び舎」を掲げました。この中で人生の根底とは「良心」と定義しました。
新島七五三太が太平洋洋上で船員から受けた殴打によって自らの良心と向き合う体験が神の道に導かれる羅針盤として正しく働き、聖書の学びを通して、アメリカ・ニューイングランドの地においてJoseph Hardy Neesimaのステージへと移り変わり、その後新島襄として上州安中から始まるムーブメントに繋がっていきます。
新島襄による福音の種が蒔かれてから、国内初の自治自立のキリスト教会・安中教会が誕生し、この活動の中から誕生したキリスト教主義の学校が新島学園です。
アメリカ・ニューイングランド地方においてピューリタンが会衆派教会を設立し、この中から神学校として生まれたのがJoseph Hardy Neesimaが学んだPhilips Academy、Amherst CollegeやAndover Theological Seminaryであります。ここで共通していることは互いの成り立ちは教会から誕生しているということです。
今年新島学園は創立74年を迎えております。その背景には本学園創立も含む上州安中から始まる新島襄ムーブメントは明治7年(1874年)から始まっているということです。
今年このムーブメントが147年目を迎えますが、今この時も未来に向かって続いています。新島学園はこの中で大きな役割を担っています。
我々は新島襄の上に起こった良心に基づく奇跡の連鎖を共有している同志と言えます。
是非このことを中心において未来を担う若者への奉仕者として共に歩んでまいりましょう。

学校法人新島学園 理事長/学園長
湯浅康毅

NIIJIMA GAKUEN GRAND DESIGN 2027
プロモーションムービー

設置校

新島学園中学校・高等学校

すべては、生徒の成長のために
生徒を一人の人間として、豊かに成長させたい

新島学園短期大学

自分の将来に適した”学び”を選択
卒業後の進路を確かで豊かなものに

  • 新島学園は70周年を迎えました。
  • 新島学園同窓会
  • 新島学園同窓会
  • 新島学園創立70周年記念事業公式Facebookページ
  • 学校法人新島学園公式チャンネル